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2001.3
私達の提示したコンセプトは“心のやすらぎ”でした 夭逝した建築家、米須 潤氏のデザインした建物は 院内すべてに柔らかな自然光と木の質感が調和し 患者の心をやすらぎの世界へと誘います ヒーリングサウンドとハーブの香り 四季折々の花とみずみずしい緑に囲まれ せせらぎの音と小鳥のさえずりに耳をかたむける 一歩足を踏み入れた瞬間から心の緊張がとけて行く そんな“心にやさしい”診療施設をご案内しましょう
ガーデニングが好きな方、ここをクリックすれば「玄関前の四季折々」がご覧いただけます。 院内はどこもかしこもぜーんぶあたしらのアスレチックフィールド。壁を駆け上がるとそこはもう何でもありの別天地だよー。病気なんか早く治して君ものぼっておいでよ。 切り花には不思議な魅力があります 自然の息吹きを切り取り、身近に飾るささやかな贅沢は 居ながらにして自然の気を感じるための知恵 小さなつぼみが花開く瞬間、その同じ時間を共有することで 生き物すべてにそなわった自然の力の躍動を 僅か数本の切り花が、色美しく香り豊かに体現してくれます 芸術として昇華した生け花は、犬や猫には無用のものですが 花一輪にも息づく自然の気は、生きとし生けるものには不可欠です なによりもあなたに 花を愛でるような、自然の有り様を慈しむ気持ちがあれば 犬や猫と人間という種と種の共存は もっともっと素晴らしいものになるでしょう
このコーナーでは、院内の受付に飾る季節の切り花をご紹介します。花は三軒茶屋交差点近くの茶沢通りから路地を入ってすぐのところにある、「花れん」という花屋さんの見立て。花を買いに店を訪れた際には、雑談に興じつつ最新の若者情報の収集にも余念がありません。とりあえず糖尿病にでもならない限りは、まだバリバリの現役を自認しているので。 「花れん」はまさに町の小さな花屋さんですが、すべてに半端者の院長と違って若いオーナーの生花に対する目利きは半端じゃありません。いつでも、その時々の季節感あふれる鮮度の高い良質の切り花を、彩りの魔術師のようにチャチャっとアレンジしてくれるので、オヤジはそれをそのまま持ち帰って花瓶に差せばいいだけ。 犬や猫も好きだけれど、花を飾ることも大好きという方は下のアルバムを覗いて見て、花屋さんの店先に立った時のちょっと照れくさいような(院長のような年配者の場合、世間一般の見方としては、花の香よりも加齢臭の似合うオヤジということになるので)、それでいてどことなく清々しいあの雰囲気だけでも存分に楽しんでいって下さい。画像の上にあるPREV・NEXTをクリックすれば画像が変わります。 ※2008年5月までは、ミステリアスな(なんてことではありません)事情があって院内にはまったく花を飾っておりません。したがって、このコーナーもそれまで開店休業です。花々しい再開までしばしお待ちを。
ご来院いただいた患者や保護者の皆様に対して粗相のないよう、スタッフ教育には万全を期しておりますが、連中はそんな当方の思惑などはまったく意に介さず、自由気ままに今日も院内を魑魅魍魎のごとく跋扈しております。彼らの働きに対する報酬は、現物支給となる毎日の食餌(プレミアムフードと各種サプメント)と安全で快適な住処だけですが、それが保証されただけで、当方の期待通りの素顔のパフォーマンスを演じてくれる、彼らのとっておきの写真画像をお見せします。 あくまでも合法的な隠し撮りによる名場面、珍場面が目白押し。院内において、ある日ある時彼らが見せた実にもってとぼけた仕草や、好き勝手に解釈したくなるような妙に味のある光景を、デジタルカメラを買いたくても買えない院長が、レンズにカビの生えた時代遅れの光学カメラ(その後やっとデジタルカメラ買いました)で激写し、これまた時代遅れのスキャナーでパソコンに取り込みました。 当院のサイトギャラリーに収蔵されているそれらお宝画像の内、4コマ漫画風に仕立てた組み写真については、下段のセレクトメニューから表題を選ぶことでご覧いただけます。単写真については、その下の特製アルバムにてサムネイルをクリックしてご覧下さい。なお、当方の写真技術のお粗末さはかねてから定評があるので、見るに耐えない場合は目をつぶって心眼にてご鑑賞下さいますように。 当院には、熱帯雨林の水辺の風景をイメージした大小合わせて10台以上のアクアテラリウムやビバリウムなどが設置され、その緑溢れる小宇宙で水と光によって奏でられる繊細な旋律が来院者の感性に優しく響きます。閉じられた建物内に作られた人工的空間であるにもかかわらず、そこには繁茂する植物とともに水中や土壌中のバクテリアや様々な微小生物、昆虫類、魚類、両生類など多くの生物種によって構成される小さいながらも完結した豊かなエコシステムが形成され、それが私達に本来の自然と生命の営みのあるべき姿を示してくれているようです。すべての種の存在はほかの種の存在によって支えられるという自然の摂理の前では、我々人間とて決して例外ではないということを。 そんな院内のビオトープが模している熱帯雨林とは、東南アジア、アフリカ、中南米の赤道付近にあって年間降水量が1000ミリを超える温暖で極めて雨量の多い地域のことを言います。そこには地球上の生物種の半数以上が生息していることから生物の多さと種の多様性ゆえの複雑な生態系が形成され、大気中に含まれる酸素の40%がそこから供給されていると言われています。しかし20世紀以降は伐採や農地開発によって破壊が進んだため熱帯雨林は急速に減少してきており、今のペースで減少し続ければこの先50年を待たずして地球上から消滅するであろうと予測されています。年間5万種にも上る凄まじい数の生物種の絶滅を伴いながら。 そんな彼らの魂を鎮めるのは、あのモーツアルトの「レクエイム」の荘厳さをもってしても不可能でしょう。鐘の音も聖歌隊の合唱も牧師の祈りも、自己の繁栄を望むあまり他を顧みない人間という一属一種の傲慢な生物のために、その存続する権利を奪われて滅びてゆく数万、数十万、数百万の他の生物種にとっては所詮意味のないものです。もとよりミサ曲を聞きながら感傷に耽るような宗教的趣味はありませんが、さりとて地球環境の保全を訴え環境保護団体で活動するでもなくそのサポーターになる位の積極性しか持ち合わせない院長としては、まだ見ぬ熱帯雨林に遠く思いを馳せながら院内のビオトープを維持してゆくことがせめてもの慰めです。興味のある方は下の入口からどうぞ。
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